近年、小物釣りで若い人達にも人気NO1はカワハギ釣りですが、大昔はカサゴやシロギス、イシモチと会社の釣りクラブや釣友会のチャーター船(仕立船)で釣り入門者が居れば必ずと言っても良い位に狙った魚ですが、ここ数年は、すっかり人気(需要)のなくなってしまいましたね
こうゆう丸でも毎年3月1日から始まる『サビキメバル』大昔(木造船時代)は安浦港と言えばエビで狙うメバル釣りで餌のエビは『砂エビ』といって本牧の底引き船に事前に予約をして本牧沖で網を引いている船に横付けして「パイスケ一杯」単位で1日掛かりで買付に先代のオヤジと小学生時代に一緒に行った記憶も鮮明に覚えています
メバルサビキで狙い始めたのは今から35年位前からと記憶しています。当初は胴突仕掛けに「ハモ皮」を長方形に切って付けて狙っていました、それが「サバ皮」になりと時代と共に変わっていきました。
サビキメバル釣りの醍醐味は「多点掛け」です
白アミの様なベイト反応にぶつけてベイト反応に付いているメバルを釣ります

当たりがでても我慢、我慢で多点掛けでゾロゾロとメバルが上がってくるシーンは凄かったです
メバルファンも多く沢山のお客様に楽しんでもらったものでしたが、夜メバル人気がお捉えると共に人気もなくなり、温暖化の為か東京湾自体もメバルの資源も減少してメバル乗合船を出しても船中数匹でメインはカサゴ、メバルメインの看板では出船出来ない状況ですが、猿島周辺(地元漁業権内)は30数年前に、裕司船長を頭に他地区遊漁船関係者との3年掛かりの協議の結果一定のルールに協力を得て、地元遊漁船優先のルールで守られて今のサビキメバル釣りでの釣果が得られています。また、以前には安浦港でもサビキメバルを狙う船宿が3軒から4軒ありましたが、高齢化と共に今では「こうゆう丸」1軒のみとなりましたがチャーター船の合間のスポット出船です、限られたメバルファンの方々に支えられての出船が現状です。
今年もリピーターの「Nさん」から釣行2回目に頂いた初物メバル、弟船長にもお裾分けして美味しく頂きました⭕️
メバルやカサゴ、イシモチ、シロギスの小物釣りも昔の様に釣り人から愛される人気魚種になる日が再び来れば良いんですがね❗️
今年10月で66歳、小学生の低学年からオヤジの船に乗っていて18歳から11ヶ月から遊漁船船長となって以来約48年、歳を取ると何だか昔を懐かしむ思い出話しばかりで失礼しました🙇♂️🙇♂️🙇♂️