2025年04月25日

参りました❌

昨日はユウタ船長担当の「第28こうゆう丸」の23回目の進水記念日でした❗️

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朝イチ「お神酒」を上げました!

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そんな記念日にとんでもない事が起きました❌
午前アジチャーター船で帰港中に船尾に強い衝撃が、何かプロペラにぶつかった様です
船を止めて、機関室に浸水があるか確認して
プロペラ上部のマンホールから何かを巻きつけたかプロペラ確認するも巻いていませんでした

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再び走り始めると『振動』が出るのでプロペラ周辺に異常がありますのでエンジン回転数を下げての帰港となり、その際『機械屋さん』と港の船を引き揚げる船台の手配をして、着岸の前に船を止める為の『後進』をチェックすると激しい振動が
ほんの微速で着岸して『お客様』を無事に下船する事が出来ました。
再度、プロペラ上部のマンホール確認すると現場では後方へ潮が流れていたのか黒ロープは確認出来ませんでしたが『後進』を掛けたのでプロペラに巻き付いたかと?

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狭いマンホール上からの確認では
シャフトと羽の周りにも黒いロープが確認されます

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上から枝の付いたカマで切る作業、カマの先に当たるロープを切断、切断の地味な作業です
切った端のロープを引っ張ったり、シマッテ動かなければカマの先で見えない部分にあろうロープを切断して何でもカマ先に当たるロープを切断作業を1時間以上掛けて全て撤去、バケツ3杯分のロープを巻き付けていました❌

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しかしこれからが問題です
プロペラ、シャフトに異常がないか試運転するとやはり『振動』が❌
船を引き揚げて確認すると4枚プロペラのうち2枚が曲がっていました❌

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機械屋さんに予備として持っていたプロペラとの交換してもらいました。

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下架して試運転して異常が無いか確認して
一連の作業は終了ですが、黒いロープかあれほど一気に巻くというのはロープをコイル状に巻いてあった状態で船から落ちたものか又は海洋投棄した物かわ分かりませんが

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航行中はかなり注意はしていますが海面にしっかり出て浮いていれば確認出来ますが、海面スレスレに浮くロープはなかな確認出来ないかな?
約50年の船長歴の中で3回目の経験で、プロペラ曲げたのは初めてでした❌
メーカーさんへ修理に出しましたが直るかな❓
直れば良いんですが・・・。
因みに特注で4枚プロペラ1枚四年前に購入で90万今じゃ100万は下らないかと・・・。
昨日の作業の為に今日は体中が筋肉痛バリバリでヤバいです❌
posted by 裕司船長 at 18:44| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月19日

待ってるんですが❓

今日、有難いことにショートアジチャーター船で出船出来ました❗️
アジの探索中に、ご予約のお電話が2回
今、沖で探索中なのでと言うと「では、午後からでもお電話します❗️」って帰港後片付け終わって着歴をチェックしてメモに書き出しして
ご予約の席も2席空けてホームページには
キャンセル待ちとなりました。表示にして待っているんですが

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午後7時15分になるんですが、お電話がありません❌

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着歴を書き出して候補の2名様のメボシを付けて待っていますが、受付終了までまだ時間あるので、切り捨てて他の方からのご予約は受けられないし・・・。
まぁ、お問合せ時に予約が取れなければ他の船宿さんに予約を取るのは人間の心理として分かりますが『今日予約電話した者ですが他の店に予約したので結構です』との電話頂いても良いのかと❓
1日1回の出船で乗れる定員は決まっていますが、今のご時世、アジ担当船18号船定員30名、タチウオ担当28号船定員28名での出船は出来ませんよね?
両船共に基本20名様で打ち切っています
現場での予約対応が出来なかったのは、こちらの事情ですが。まだまだ釣り船の予約ってレベルが低いですよね❌
posted by 裕司船長 at 19:15| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月18日

支度の定休日

今日は昨日レンタルビシの数が少なくなったので60個、こうゆう丸カラーの黄色のスプレーを吹きました!

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今日は60個にテンビン取り付けしていました。

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これでゴールデンウィークから暫くは大丈夫です⭕️

posted by 裕司船長 at 15:25| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月25日

またまた大昔の出来事

またまた大昔の話で、ごめんなさい🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️

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この写真が撮られたのは・・・。
自分が13歳の今から52年前に進水した
「葛西橋・晴海屋さん」の空撮写真です❗
凄い写真ですよね❗
一世を風靡した「東海ボート」👍
エンジンは「いすゞの280馬力」👍
魚探っていっても「紙」の魚探ですよ!
ロランCも、まだ無く「GPS」なんてとんでもないですよ!「コンパス」のみ👍
視界が悪ければ「コンパス方位」と「エンジン回転数」に「時計の時間」での航行👍
今では考えられないですよね!
ドローンとか無い時代!本物のヘリコプター飛ばさなければ撮れない写真❗
遊漁船業界が「木造船」から「FRP船」へと変わり「エンジン」も高速エンジンへと変わる時代でした。
釣り人は、こぞって速い船に乗りたくて凄い乗船率だったみたいですね(^-^)

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この当時は「遊漁船」は5t未満までの制限がありました、その後の昭和50年過ぎに法律が変わり、全長が12メートル未満で20tまでならば「JCI」規格船として船検査が「海運局」検査船と違って大掛かりな検査を受けずに済む法律に変わりました。
次世代の遊漁船として

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立って歩ける船室(キャビン)がある船が主流となって来ました
エンジンも450馬力から650馬力となり位置情報もロランCやカラー魚探、レーダーも出て来ました
その時代の昭和53年に「第2こうゆう丸」昭和60年に「第3こうゆう丸」平成元年に「第5こうゆう丸」と3隻の新造船を進水させました。
この頃にはレーダー、プロッターも普及率も上がりました。
その後、遊漁船の規制緩和で全長の制限は無く20tまでならばOKとなり
平成8年に全長21メートルの「第18こうゆう丸」平成14年に全長20メートル弱の「第28こうゆう丸」を建造、就航させました。
安全面ではレーダーは勿論、衛星からの電波を取っての精度の高いプロッターに、カラー魚探も精度を上げ、プロッターレーダーやソナーに加えて船首にはバウスラスターと「こうゆう丸」も時代、時代に合った船を持って現在に至っていますが、これもひとえに「こうゆう丸」を支えて頂いた沢山の『お客様』の支えがあったから出来た5隻の新造船でした🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️
posted by 裕司船長 at 20:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月23日

1番やりたくない作業です

お祭りをして道糸をスクリューシャフトに巻いてしまうと船体からシャフトが外へ出る所に巻き付くと

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船体とシャフトが振動しない様にゴムで押さえてあります、この中へ細いPEラインが食い込むと構造上良くないので極力巻き付きは避けたい事です。
昨日の実釣でラインを巻いたので、航行中に微かな微振動が感じられたので、巻き付いたラインの切除作業を昨日やりたかったんですが『花粉症』の症状が最悪だったので、今日やりました

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後ろの船室のテーブルを開けると操舵装置の前にマンホールと言ってシャフトの上に切除作業が出来る穴があります

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外側から

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4点で止めてあるナットを緩めて徐々に海水を入れます、喫水と同じ水位になったらフタを取って専用のカマで作業開始です

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カマの先でシャフトの船体側からトモ方向へ巻いているラインをかき出す要領で巻き付いたラインを切ります、何せ上からの作業なので思うように出来ないですが、何とか取れた様です

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このショットならばショットに巻き付いたラインが切除されているのがわかるかと?
再びフタをして

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白丸部分のセンを取ると機関室へ溜まった海水が流れて行き機関室の海水排出ポンプで船外へ出します。回収出来たラインです

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後のラインは回収出来ずに切除後海中に浮遊して行きました
まだ海水温度も冷たく手がジンジンと冷たく、下を向いての作業なので頭に血が昇ってメマイがする事もあり、1番やりたくない作業です❌
スクリューを挟んで面舵、取り舵、対角線状態のお祭り時は極力スクリューは回したくないです❌
posted by 裕司船長 at 17:42| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする